「あきないキッズ®」とは

「あきないキッズ®」は、子どもと一緒に「農業体験」をしつつ、育った農作物を一緒に販売する商売体験を通じて「マネー教育」も行うプロジェクトです。
また、「あきないキッズ®」の活動を通じて、農家の担い手不足により増え続けている遊休耕作地・耕作放棄地の有効活用にも取り組んでいます。

「浦和経済新聞」にも掲載されまして、想いを書いております!
遊休耕作地でサツマイモの苗植え 販売体験も交えマネー教育も – 浦和経済新聞

具体的には、例えば、サツマイモの苗は、多くの品種では、1本30円前後です。この苗を、どういう形でも良いのですが、子どもに買ってもらったていにして(リアル現金でも良いし、1さいたま円みたいなコインでも良いのかもですが)、それを5月中旬〜下旬に植えると10月〜11月には1本の苗から3〜5個のサツマイモが収穫できるはずで、すると、サツマイモは1個150円くらいで売れるし、焼き芋であれば飲食店営業許可は不要なので焼き芋にして1個300円〜700円くらいで売れるかもしれない。また、私たちはシェアキッチン「CLOCK KITCHEN」も運営しているのでそこで調理して例えばお芋の料理にしたら1品500円や1000円で売れるかもしれない。

それらの売る場は、商店街の歩行者天国の時間帯や、様々なイベント時の出店や、私たちのシェアキッチンCLOCK KITCHENなどで場所を用意できるので、収穫時の体験だけでなく苗植えからの農業体験と、商売をするという点でのマネー教育を、セットで行うことができればと考えています。

また、私たちが現在拠点としております、埼玉県さいたま市は、人口134万人が住んでいるだけでなく、自然も多く、見沼田んぼ地域をはじめとして広大な田んぼや畑もあります。その景観の中で子どもに土いじりもさせることも出来つつ、ただ遊ぶだけでなく、農作物がどうやって成長して、どう実がなっていて、今自分の口に入っているのかを知ったり、それをそのまま売ったり加工して売ったりする、という目的があるのも良いのではないかと、私にもようやく子どもが生まれて2歳半になり喋り始めた自分の子を子育てしていて思っています。

ぜひ今後の「あきないキッズ®」の活動にご期待ください!

2023年5月
あきないキッズ実行委員会
星野邦敏